介護士が正社員で働くデメリット

介護士が正社員で働くデメリット

①勤務時間が長くなりがち

正社員は週5フルタイムでの勤務になることがほとんどなので、パートや派遣社員に比べて拘束時間が長くなりがちです。

また、場合によっては残業も発生することがあるでしょう。

②夜勤がある

正社員の場合、パートや派遣に比べて責任が重くなる傾向にあるので、夜勤を拒否することが難しくなる場合が多いでしょう。

③異動・転勤の可能性がある

運営母体がいくつも施設や事業所を展開している場合などは、異動や転勤を命じられる可能性もあります。

介護士が正社員で働くメリット

介護士が正社員で働くメリット

①昇給のチャンスがある

事業所によっては年に1度の昇給があります。

介護業界で長年経験を積んでいくと決意したのであれば、昇給がある正社員での働き方は大きなメリットになります。

②雇用・収入が安定している

正社員は長く安定した雇用と安定したお給料が保証されていることがメリットです。

また、多くの事業所では賞与の支給もありますので、その点も大きなメリットですね。

③キャリアアップの可能性がある

業務経験や獲得したスキルに応じて責任ある仕事やポジションを任されるようになり、着実にキャリアアップを重ねることができます。

スタッフの育成や指導などの経験を積むことも、将来の役に立つでしょう。

より責任のある立場になることで、年収アップも期待できるでしょう。

④福利厚生が利用できる

社宅や退職金制度、育休や産休など、正社員ならではの福利厚生を利用できたほうがお得なことは多いです。

知人の紹介で転職の
メリット・デメリット

知人の紹介で転職するメリット

知人の紹介によるメリットは紹介先の現場の実態を理解できることです。

業務内容・働き方・勤務環境・人間関係など信頼される方に聞けるのでミスマッチが発生しにくいです。

また、知人経由での紹介は採用される介護施設から多少は信頼できる状態にあると判断される可能性があるので選考が一部免除になるなど、スムーズになりやすいです。

知人の紹介で転職するデメリット

知人の紹介によるデメリットは自分自身で交渉しないといけないことです。

介護施設によって勤務形態や給与などは大きく異なります。

勤務形態や勤務開始日など含め数多くの項目をひとつひとつ具体的に合わせていく必要があります。

また、「知人を悪い印象にしてはならない」「知人を立たせないといけない」などプレッシャーを感じ、希望する条件があっても妥協してしまう可能性もあります。

紹介先に勤め始めた後にミスマッチに気づいても同様の理由で辞めにくい可能性があります。

さらに一番のデメリットは、介護職特化の求人サイトにある、「非公開求人」のような好条件での求人に巡り合えにくいところです。

まとめとしては、やはり少しでも好条件の求人を探しているのであれば、介護職特化の求人サイトに登録するのが無難な選択だと思います。

転職は人生において重要な選択の一つです。

知人の紹介でも失敗する可能性は充分にあります。

また、場合によっては知人との人間関係も崩れてしまうことも…

紹介してもらった先は本当に自身のキャリアプランに合っているのか慎重に検討することが大切です。

転職活動におけるメール術

転職活動を始める際に、まずやっておきたいことの一つに「転職活動専用のメールアドレスを作成する」があります。

普段用のメールアドレスをそのまま転職活動に利用してしまうと、本当に大事な転職エージェントからのメールも見逃してしまったりと、せっかくの大事なチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

転職活動において情報は命です。

転職活動を始める際は、ぜひ、新しく転職活動専用のメールアドレスの作成をおすすめします。

介護転職、採用までの流れ

①介護職特化の求人サイトに最低2社以上登録

②各社の申し込みフォームから希望の勤務地、条件などを登録する。

③転職エージェントと希望条件の詳細などを相談。

④希望する求人が決まったら、面接の日付や各条件の交渉を転職エージェントが代行してくれます。面接の対策や情報も転職エージェントが手伝ってくれるので、ご自身の担当の方をうまく利用しましょう。

⑤いざ面接。

⑥合否通知。

⑥合格→勤務開始。介護施設との合意が得られましたら、雇用契約が成立したことになります。
 新天地での業務に励みましょう。

介護士が転職したいと思ったら、誰に相談すべき?

介護士が転職したいと思ったら、まず相談すべきは転職エージェントです。

もし、あなたが今よりいい条件の転職先を見つけたいと思うのであれば、同僚や親、友達や知り合いの介護士に相談するべきではありません。

なぜなら、本当に好条件の求人というのは、表には出回らない「非公開求人」だからです。

介護業界で転職をお考えの際には、介護職に特化した転職エージェントがいる求人サイトを利用しましょう。。

介護業界を熟知した会社のエージェントならば、親身になってより良い条件の交渉や、転職のサポートをしてくれます。

介護士の転職回数は一般的に何回?

「転職回数が多いのは印象悪いかな…。」と心配になられている方は多いですが、一般的に、介護業界では何回くらい転職するのが一般的かご存じですか?

まず、社会全体の転職回数としては、一般的に3回以上からは多めという感じになっております。

参考:厚生労働省(生涯を通じたキャリア形成)」

介護業界の転職は、経験年数4~5年につき1回くらいが平均になっております。

参考:「介護労働者の就業・離職状況に関する調査」について」

気になるのが、「転職回数が多いと転職で不利になるの?」というところですが、これについては介護職は一般職に比べて転職回数が多くても不利になりづらいと言えそうです。

理由は、介護職は基本的に人手不足で、売り手不足だからです。

令和1年度の調査でも、「従業員の不足」を訴える事業所は65.3%でした。

半数以上の介護事業者は、人手不足に悩んでます。

ですので、もしあなたが転職回数が多いことに悩んでいるのであれば、安心して次の転職先を探してくださいね。

究極の好条件・ 高時給で働くコツ

人材会社はそれぞれ「独占非公開求人」を持っているため、1個の人材会社だけ登録していては、なかなか最高条件で自分にピッタリの求人は見つかりません…。

好条件の求人情報は、常に隠されているのです。…。

さらに好条件(高時給・残業無し)で働くためのポイントは、「派遣」で働くこと。

「派遣」で働く方は介護業界でも徐々に増えています。

介護業界の人材不足は深刻化しており常に求人はあふれていますが…その中でも派遣求人は人気です。

わかりやすい介護派遣のメリットは、なんといっても「高時給」。

正社員 → 派遣 と働き方を変えただけで、年収が50万円以上UPし、残業時間もほぼなくなったという介護士の方も中にはいらっしゃいます。

派遣に特化した人材会社で実際の求人情報を見てみるのは、待遇を比べる上でとても参考になります。

正社員希望の方でも1社、派遣特化の介護求人会社に登録してみるといいでしょう。

なぜ2社以上の人材会社を使うべきなのか?

それぞれの人材会社によって、得意な分野が分かれているため。

介護専門の人材会社だけでも、国内に50社以上が存在しています…。

・正社員の転職に強い人材会社

・派遣のお仕事に強い人材会社

無資格・未経験のサポートに強い人材会社

ケアマネの転職に強い人材会社

などなど、それぞれに特徴や強みがあるので見極めが必要です。

自分の希望に合ったサポートをしてくれる会社を選びましょう。

転職に失敗する9割の介護士の傾向

介護業界の中での転職に失敗する方の傾向は「自己流・周りの介護士の情報を頼りにしてしまう」ことです。

転職成功パターンを知らない&周りに相談できる人もいないので、やみくもにハローワークや求人情報の中から求人を探してしまいます。

そのような探し方では良い求人に出会うことは難しいです。

介護士の転職で失敗しないために大事なことは、評判の良い介護職特化の求人サイトに最低2社以上登録し、転職活動を行うことです。

介護職特化の求人サイトなら、担当にきちんと自分の満たしたい条件を相談することができますし、向こうから良い条件の求人を集めてきてくれます。

また、書類作成や面接対策・条件交渉なども行ってくれるので、安心です。

ですので、まずは介護職特化の求人サイトに最低2社以上登録し、転職活動をスタートさせましょう。